害獣・害虫の被害でお困りの方は、お電話またはお問い合わせフォームからご相談ください。

冷蔵庫を動かしたら、裏からゴキブリが出てきた。夜になると冷蔵庫の下へ逃げ込む。そんなときは、冷蔵庫の周囲が隠れ場所になっていないかを確認しましょう。
冷蔵庫の裏や下は、暗く狭い空間に機器の熱が加わり、ゴキブリの潜伏場所になることがあります。豊中市も、冷蔵庫の下の隙間を潜みやすい場所として挙げています。ただし、1匹が逃げ込んだだけで、冷蔵庫の内部で繁殖しているとは判断できません。[1]
ゴキブリ対策で確認するのは、食品を冷やしている庫内と、機械部分や周囲の隙間を分けた範囲です。さいたま市は、ゴキブリが好む温かい場所として、冷蔵庫など熱を発する機器の付近を紹介しています。[2]
「モーターの近くが怪しい」と感じても、機械部分の位置や構造は機種によって異なります。背面下部に必ず同じ部品があると考えず、取扱説明書で確認できる範囲を把握してください。
ゴキブリは暖かく湿気があり、狭く暗い場所を好みます。冷蔵庫の裏や下は、普段の清掃で見えにくい潜伏場所になり得ます。[3]
対策のために冷蔵庫を壁へ押し付けたり、すべての隙間をテープで塞いだりすることは避けましょう。機器の設置条件を守ったうえで、清掃や点検ができる状態にします。
冷蔵庫の前でこぼれた食品、隣接する調理台から落ちた汚れ、周囲の漏水なども確認してください。食品管理と清掃は、ゴキブリが利用する餌を減らす基本対策です。[3]
ただし、「冷蔵庫の裏は必ず濡れている」とは限りません。目に見える水たまりや水漏れがある場合は、害虫対策だけでなく、機器や周辺設備の点検も必要です。
自分で行うのは、取扱説明書で認められた清掃と、分解せずに見える範囲の確認までです。ゴキブリを探すために背面カバーや電装部のカバーを外すことは避けてください。
| 場所 | 確認・対応の目安 |
|---|---|
| 床・壁際 | 食品くず、虫体、フンらしい汚れ、水濡れを外から確認する。 |
| 脚カバー周辺 | 説明書で取り外しが認められている場合だけ、お手入れ手順に従う。 |
| 電源コード・プラグ | 目視で汚れや傷を確認。濡れている、傷んでいる場合は無理に触らない。 |
| 蒸発皿・排水関係 | 使用者が清掃できる構造か確認し、無理に引き出さない。 |
| 圧縮機・ファン・電装部 | 分解や直接の薬剤噴霧を避け、メーカーや修理窓口へ相談する。 |
メーカーの清掃案内では、取り外せる部品や使える洗剤などが機種によって異なります。水分を機器の隙間へ入れないことも重要です。[4]
1匹が冷蔵庫の下へ逃げた場合は、一時的な隠れ場所の可能性もあります。冷蔵庫だけを原因と決めず、どこから来たのか、繰り返し見かけるのかも確認しましょう。
確認したいのは、出没した日時、個体の大きさ、何度見たか、幼虫らしい小さな個体もいるか、周囲に卵鞘やフンらしい物があるかです。黒い粒だけでは食品くずなどとの区別がつかないこともあるため、写真や捕獲した個体の確認が判断材料になります。
隣接する流し台や家具の隙間も、潜伏場所や通り道の確認対象です。冷蔵庫の裏だけを処理しても、別の場所に活動が残っていないかを確かめる必要があります。[3]
作業のために電源を切る場合は、冷蔵・冷凍が必要な食品の保管方法と作業時間を先に決めます。電源の抜き差しや再通電の手順は、使用中の機種の説明書に従ってください。
大型冷蔵庫や業務用機器、転倒防止器具・給水配管が接続された機器は、無理に引き出さないでください。安全に動かせない場合は、移動を含めてメーカーや設備業者へ相談します。
先に虫や汚れの位置を記録し、食品くずや汚れを除去します。洗剤や水分を機器へ直接吹き付けず、清掃する素材と説明書に適した方法を使ってください。
Panasonicは固く絞った布の使用などを、シャープは脚まわり・背面・床・壁の汚れやホコリを取り除くお手入れを案内しています。機器内部の洗浄を勧めるものではありません。[4][5]
床が繰り返し濡れる場合は、拭き取るだけで終えず、冷蔵庫や近くの給排水設備を確認します。原因が分からない水漏れは修理窓口へ相談してください。
戻す際はコードを挟まないようにし、メーカー指定の設置条件を守ります。ゴキブリ対策のために、放熱や点検に必要な空間をなくさないことが大切です。
ゴキブリ用の毒餌は駆除のために、粘着トラップは捕獲と出没状況の確認に利用できます。堺市も、冷蔵庫や家具の裏へ続く通り道に、毒餌や粘着シートを配置する対策を紹介しています。[3]
設置する場合は、製品表示に従い、機器の外側の安全な場所を選びます。子どもやペットが触れる場所、食品に接触する場所、ファンや発熱部の内部には置かないでください。
位置と日付を記録し、「どこで捕まったか」「清掃後も同じ場所に出るか」を確認します。点検できないほど奥へ押し込むのではなく、確認・交換・回収まで行える置き方にしましょう。
見えない隙間へ、ゴキブリが出てくるまでスプレーし続けるのは危険です。アース製薬の製品注意でも、冷蔵庫の裏などの隙間は噴射ガスがたまりやすく、過剰噴射により可燃性ガスが燃焼するおそれがあると案内されています。[6]
使用できる場所や量は製品によって異なります。電気部品やコンセントへ直接噴射したり、機器内部へ薬剤を流し込んだりせず、製品表示と機器の注意事項を確認してください。噴霧できない場所では、清掃や機器の外側での捕獲・毒餌設置など、適切な方法を検討します。
家庭では、同じ場所で繰り返し出る、小さな個体も複数見つかる、機器を安全に動かせない、内部に入り込んでいる疑いがある場合に相談を検討してください。機器の故障が疑われる場合は、駆除業者だけでなくメーカーの修理窓口への確認も必要です。
飲食店では、冷蔵庫の周囲と食品・調理器具への影響を分けて確認し、衛生管理の担当者へ共有します。営業時間、食品の退避、機器の停止や移動の可否を整理したうえで、調査や施工の範囲を相談しましょう。
ゴキブリが出たという理由だけで、直ちに冷蔵庫の買い替えが必要とは限りません。機器の状態と周辺の活動範囲を確認し、清掃・防除・修理で対応できるかを判断してください。
清掃は基本対策ですが、周辺の隙間や別の場所に活動が残っている可能性があります。出没状況を確認し、必要に応じて捕獲や毒餌なども組み合わせます。
暖房設備の整った建物内などでは、季節に関係なく発生することがあります。外気温が下がるだけで解決すると考えず、冷蔵庫周辺の環境と出没状況を確認しましょう。[3]
裏にいたことだけでは、庫内のすべての食品が汚染されたとは判断できません。庫内への侵入、包装の破損、食品への接触を確認し、汚染が疑われる食品は食べたり提供したりしないでください。
冷蔵庫の裏や下では、機器の熱、暗い隙間、食品くず、水分がないかを確認しましょう。自分で行うのは説明書に沿った清掃までとし、機器内部の分解や隙間への大量噴射は避けてください。
駆除王へのご相談では、家庭用か業務用か、見つけた位置、出没する頻度、小さな個体の有無、冷蔵庫を動かせるかをお知らせください。冷蔵庫まわりだけでなく、周囲の活動範囲も含めた対策についてご相談ください。
[3] 堺市「ゴキブリ」