COLUMNコラム

高所での作業について

2024.07.07
高所での作業について

お世話になっております。

害獣害虫駆除王です。

7月に入り梅雨真っ只中ですが、暑い時期に入りました。

体調の管理にはいつも以上に気を使いますね。

熱中症にはならないよう細めに水分補給を行い猛暑を乗り切りましょう。

夏の害獣といえば「コウモリ」です。

4〜5月頃から活動を始め

7月〜9月に繁殖・活発になります。

10月〜11月は冬眠のための身仕度になります。

そんな害獣「コウモリ」、当社もこの時期になるとコウモリ駆除対策のお問い合わせをかなりの数いただきます。

コウモリは羽のある生き物〔哺乳類〕です。

駆除対策工事を行う際も、梯子〔はしご〕・脚立では手が届かず作業ができない箇所が出てきます。

そのような現場で役に立ってくれるのが「高所作業車」や「仮設足場」です。

↑仮設足場

↑高所作業車

 

今回は害獣駆除対策〔特にコウモリ駆除対策〕を行う際に使用する「高所作業車」や「仮設足場」についてお話します。

 

害獣駆除のご依頼をいただいた現場には色々な形状の建物がございます。

「平屋の戸建」「二階建て戸建」「三階建て戸建」「アパートやハイツ」「マンション」「倉庫」「工場」「ビル」

とさまざまな形状があります。

高さのある建物にてご依頼があった場合、梯子や脚立でも届かない箇所が出てきてしまう場合は「仮設足場の設置」または「高所作業車」が必要となってきてしまいます。

結果から言いますと、「仮設足場」を設置する方が作業はしやすく建物全体の点検が容易でこちらとしては大変ありがたいのですが。

仮設足場の設置には費用と作業日数がどうしても大きく掛かってきてしまいます。

そんな時には「高所作業車」にて施工を行う事もあります。

「高所作業車」を使用することで、仮設足場なら、組立、解体が伴い数日間の作業となってしまいますが、当日作業のみで行える為、時間短縮と大幅なコスト削減が可能となります。

もちろん、「高所作業車」を使用するのにはメリットばかりではありませんが、費用的には「仮設足場」の設置にくらべると低額となりお客様にはかなり費用面では優しいです。

高所作業車(トラック)が停車できる程のスペースが必須であり、高所作業車が停車できる位置から必ずしも施工したい箇所に手が届くとは限りません。

※道路にトラックを停止させて行うことも可能ですが、その場合は「道路使用許可」が必要となります。

建物それぞれで仮設足場・高所作業車、どちらか適しているのかを見極める事がそもそも大事となります。ただ高所作業車にて、建物全体の点検・作業の際に使用する事はあまりなく、部分的な作業の際に用いるすることがほとんどです。

例えば

3階建ての戸建ての場合、3階部分は高所作業車を使用して施工。

2階以下の高さは梯子にて作業を行う。

 

2階建て戸建ての場合でも、形状・立地の問題で、梯子・脚立では届かない部分があるといった事がたまに現場で起きます。

その場合は一部分のために、仮設足場を掛けるより高所作業車にて作業を行った方が断然、納期・コストが抑えられます。

 

4,5階の高さやそれ以上の高さでの作業が必要な場合にも高所作業車は重宝します。

 

高所作業車の操縦には資格が必要です。

車体自体はトラックの運転免許で運転可能なのですが、それとは別の資格になります。

また、高所での作業となるので、「フルハーネス型滑落制止用器具」の使用が必須です。

このフルハーネス型滑落制止用器具を使用する際にも、講習を受け終了証を取得しなくてはなりません。

これは、仮設足場での作業であってももちろん必須の資格となります。

 

ごく稀に無資格者が操縦を行い、事故を起こしたという話を聞いたこともあります。

このような仮設足場や高所作業車を用いての作業を依頼する際は、工事担当者に各資格を持っている人が作業をするのか明確にしておきましょう。

高所での作業には危険がつきものです。私達業者側も事故が起きないように気をつけて作業を行います。

この時期は暑さもあり、いつも以上に気を引き締めて日々、害獣・害鳥・害虫と向き合っていきたいと思います。

当社は、不必要な作業項目を入れない。お客様の要望に寄り添い、最低限必要な作業の提案を心掛けております。

害獣・害鳥・害虫のお困り事はお気軽に駆除王にご相談下さい。