施工日時 2024年4月中旬
対象害獣 シロアリ
対応地域 大阪市羽曳野市
対象物件 平屋戸建〔住居〕
大阪府羽曳野市にお住まいのお客様よりお問合せいただき、シロアリ駆除対策の施工をご依頼いただきました。
と順にお伝えいたします。
縁の下の片付けをしていたらシロアリの形跡〔蟻道〕があった。
今までシロアリの予防等を全くしていなかったので予防をしてほしい。
との事でした。
お客様と日時の打ち合わせし、現地へ調査に伺いました。
縁の下に置いていた木材にシロアリがきていた形跡がありました。
またその他に床下にも所々に蟻道を確認いたしました。
シロアリについてどのような生物で、習性なのかをご説明し、必要となる作業がどのようなものなのかを、お見積りを元にお話しさせていただき、後日作業を行わさせていただきました。
薬剤の散布
床下へ薬剤の散布を行います。
専用の動力噴霧器を使い
・土壌
・立ち部「基礎や束」
・天井「床下からみての天井」
へ薬剤を隈なく散布します。
またシロアリの痕跡がある箇所には、「穿孔注入」を行います。
木部に穴を開け、薬剤を木材内部へ注入します。
その後は木栓で蓋をします。
これにて対策工事、完了です。
↓木部にドリルで穴を空けます。
↓木部内部に薬剤を注入します。
↓木栓をします。
↓散布風景
普通のアリ(黒アリ)にも羽アリがいます。こちらはもちろん木材を食い荒らすというような加害はありません。シロアリとの見分け方を記載しますので参考にしてください。
シロアリは前後の羽の大きさがほぼ同じだが、クロアリは前の羽が大きい。
シロアリは寸胴でくびれがないがクロアリは腹部がくびれている。
ヤマトシロアリは4月から5月。イエシロアリは6月から7月。クロアリは6月から11月。
シロアリは数珠のような形、クロアリはくの字型をしている。
日本のシロアリは主に3種類でそれぞれ発生時期が微妙に異なります。
一番生息範囲の広いヤマトシロアリの羽アリは4月から5月です。
南に多いイエシロアリは6月から7月。
そしてまだ生息範囲の狭いアメリカカンザイシロアリは7月から10月といわれています。
4月~5月
6月~7月
7月~10月
ただし、羽アリが飛んだからと言ってシロアリがどこかへ行っていなくなったということではありません。
シロアリは1年中活動しており、まだまだ巣の中にたくさんのシロアリが生息しているのです。
つまり飛んでいった羽アリはコロニーのほんの一部にすぎないということです。
コロニ―の個体数のバランスを保つために出て行き、オスとメスでペアになり、降り立った先で王アリ女王アリとなって新たなコロニーを作るのです。
羽アリの発生というのは普段目にすることの少ないシロアリを見つけやすく、シロアリの巣が身近にあるかどうかを判断するのにとてもよい機会です。
発生時期にシロアリの羽アリがとんでいるかどうか注意してみてください。
害虫・害獣の侵入を放置してしまうと、建物の破損や劣化の原因となってしまったり。不衛生な環境により健康への被害を及ぼす事もございます。
少しの物音だから大丈夫と思わず、些細な心配事もお気軽に害獣害虫駆除のプロ「駆除王」までご相談下さい。
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この時期は害獣達の出産の時期になり、お問合せが一気に増える時期です。混み合いすぐにお伺いできないということにもなってしまいますので、ご相談・対策工事はお早めに!