イタチを見つけた時、闇雲に対処をするのも、そのまま放置するのもどちらも危険な行為です。
しかし専門的な知識がなければ、イタチを見つけてもどのような対処をして良いかわからないものです。
そこで、イタチを見つけた時に何をするべきか、またしてはいけないことについてお伝えしたいと思います。
イタチの気配、住み着いている?となった場合は早めの対処ををおすすめします。
被害をそのまま放置してしまうと悪くなる一方だからです。
イタチの被害についてどのような事が起きてしまうか、ご説明いたします。
イタチは夜行性の動物です、基本的には夜間活動します。
天井を動き回る足音や、天井、床や壁をひっかく音、鳴き声などが夜間に発生すると睡眠が阻害されて、ストレスの原因となります。
人間は睡眠が阻害されると、神経過敏によるストレスなどから健康を害してしまいます。
ストレスの蓄積により精神疾患が重症化してしまった場合、快方するには時間がかかってしまいますし、治療の為にお金も掛かってしまったりします。
イタチ被害の放置は経済的被害にもつながります。
イタチが家屋に住み着くのを放置してしまうと、イタチの糞尿が〔溜め糞により〕蓄積してしまいます。
糞尿の蓄積は建物のあらゆる箇所の劣化、腐食、破損につながり、次第にはその部分の補修、修繕が必要となってしまいます。
イタチは屋根裏に住み着く事がよくあります、屋根裏には断熱材や柱など住宅環境を維持するのに重要な部分が多く、大きな経済的損失になってしまう事もあります。
イタチの身体にはたくさんのノミやダニ、病原菌、ウイルス等が寄生、付着していると言われます。
アレルギー性鼻炎、ぜん息、アトピー性皮膚炎の症状の方の7〜8割はハウスダストやダニによるものが原因と言われています。
イタチが家屋に住み着いてしまうことで、それらの害虫や、菌、ウイルスによって健康被害を及ぼすことも考えられます。
上記のように、さまざまな損失を生み出してしまうイタチが、ご自宅などに住み着いてしまっていた時の対処方をお伝えします。
イタチ駆除は、法律が絡んだり〔※鳥獣保護管理法〕イタチの習性を考えると駆除は簡単なものではありません。
そんな、イタチが住み着いてしまった場合や、見つけた場合に行なうべき行動、行なってはいけない行動について説明いたします。
野生のイタチは、人間に慣れていることは殆どありません。
威嚇したり、攻撃的になったりすることが多いです。
そのためイタチに触れようとすると、噛まれてしまったり、引っかかれたりする可能性が非常に高く危険です。
怪我の恐れがあるうえに、傷口から病原菌、ウイルスが入り込むと感染症になってしまうこともあります。
イタチを見つけた場合は、距離を保ち離れるようましょう。
イタチを捕まえようとすることもしてはいけません。
なぜなら法を犯してしまうリスクがあるからです。
イタチは鳥獣保護管理法という法律で守られている動物で、許可のない捕獲や殺傷は刑罰の対象となってしまいます。
申請すればオスの捕獲のみは可能となりますが、一般の方が動き回る野生動物を外見のみで見分けて駆除をするということは大変難しいです。
違法な駆除を行ってしまうと1年以下の懲役または100万円以下の罰金が課せられる危険性があります。
その為、法律面での〔※鳥獣保護管理法〕リスクを考えるとイタチの捕獲はおすすめいたしません。
イタチに餌を与えないで下さい。
なぜならば餌を与えてしまうと、イタチが餌がある場所として認識してしまいます。
野良猫等と一緒で、餌場と認識してしまうので、何度もその場所に来るようになってしまいます。
餌を求めて、住宅地に近づき建物への侵入へと繋げてしまうため、絶対に餌を与えてはいけません。
許可のないイタチの捕獲な殺傷は法律で禁じられています。
また仮に届け出を行ったとしても、違法駆除のリスクがゼロになるわけではないのでオススメはしておりません。
つまりイタチを傷つけることなく、駆除をするということが大切となります。
そこでオススメの対策が【追い出す】ということです。
市販の忌避剤やイタチの嫌いなニオイを使ってイタチを追い出し、イタチを傷つけることなく駆除できます。
ただし、市販の忌避剤などでは完璧に追い出し、再発させないようにするにはうまくいかない時もあります。
一度、自身で対策したいとなった場合、まずは市販の物で対処してみることをおすすめします。
運が良ければ、その後イタチが戻ってくることも無いという事もあります。
追い出しは有効なイタチ対策となりますが、追い出しのみでは実は充分なイタチ対策とは言えません。
なぜならばイタチには帰巣本能があり、再侵入を繰り返します。
そのため、再侵入の防止対策を行う必要があります。
イタチが建物に住み着いている場合、よく侵入経路にされてしまう箇所は下記の通りです。
①屋根周り
②通風口、換気扇
③エアコン配管を通す壁穴
④配管等を伝って
などなど
実際にやってみると、自力でのイタチ対策はかなり難しく、骨を折る作業です。
追い出しまではできたとしても、イタチの侵入経路の特定、封鎖ができず再侵入されてしまい、その後にご依頼をいただくことも多いです。
イタチのよくある侵入経路を前述しましたが、あくまで一例で、建物全体の点検を行い封鎖いたします。
建物の構造や、築年数などでも、侵入箇所は変わるものです。
イタチは直径3cm程度〔※500円玉程〕の隙間があれば侵入できてしまいます。
その家屋の状況に応じて、人目につかないようなさまざまな隙間を探して侵入してしまいます。
その為、屋内と屋外をつなぐ隙間や穴は、全て封鎖しておくくらいの対策が必須となります。
そのような漏れのない侵入箇所の封鎖には専門的な知識、経験、技術が必要になってきます。
イタチを見つけたら早めの対処が大切です、闇雲に対処するのは危険です。
法律を守ったうえで、有効な対策を行う必要があります。
イタチ対策の再発防止策に必須となる作業としては、追い出しと、侵入箇所の封鎖となります。
イタチ被害の再発防止まで見据えた効果的なサービスをお客様のご予算やご希望に合わせ、お客様に寄り添ったご提案を行うよう心掛けております。
少しの物音だから大丈夫と思わず、些細な心配事もお気軽に害獣害虫駆除のプロ「駆除王」までご相談下さい。
まずはしっかりと話を聞いてみたいという方も。【ご相談のみでも全くかまいません】
ご相談、現地調査は完全無料で承っておりますので、まずはお気軽にご連絡を!