春になると色々な生物が出てくる時期になります。
その中でも特に嫌われものの【蜂】についての知識や駆除方法などを事前に知ることで、急な蜂の出現にうまく対応できればと思いお伝えいたします。
越冬した女王蜂が3月〜4月頃に冬眠から目覚め活動を始めます。
この時期はまだ巣を作りはじめの段階なので巣自体が小さく、駆除をするには1番良い時期です。
1匹から巣を作り出し、徐々に働きバチを増やし、夏の7月〜8月が最盛期となります。
越冬した女王蜂が4月〜5月頃に冬眠から目覚め活動を始めます。
アシナガバチ同様にこの時期はまだ巣を作りはじめの段階なので巣自体が小さく、駆除をするには1番良い時期です。
徐々に巣を大きくし、働きバチを増やし8月〜10月の間が最盛期となります。
この時期のスズメバチは大変、凶暴で危険です。
初期の状態で駆除ができず、球体状のマーブル模様の巣になっていれば、無理に自身で駆除を行わず、プロに任せた方が安心です。
自然保護の観点から、蜂の生態を知り上手に共存を図っていくことも大切といえます。
蜂は「刺す」というイメージから嫌われものですが、花の受粉をしたり草木の害虫を食べてくれたりする益虫でもあります。
人の害にならないような場所にある場合や蜂の種類や巣の発見時期によっては、そのまま放置しておくこともあります。
蜂は種類ごとに巣の形や飛び方に特徴がありますので、巣の形状等により蜂の種類を見分ける事が容易にできます。
また、巣を揺らしてみたり、棒でつついてみたりすることは大変危険なので絶対にやめましょう。
頭などは帽子をかぶり、白っぽい服装の方が安全といわれています。
また、化粧、香水、ヘアスプレー等も臭いをさせるので避けるようにしましょう。
万が一、スズメバチに遭遇した場合らゆっくりその場を離れるようにしてください。
攻撃を受けてしまった場合、手やタオルで払うも、敵と認識するため、大変危険です。
蜂は普段、好んで家や車の中に入ってくる事はあまりありませんが、エサなどを探している際に誤って入ってきてしまうことがあります。
蜂は明るい方へ向かう習性がありますので、明るい方角の窓を開けて静かに蜂が出て行くのを待ちましょう。
蜂も出たくてあわてていますので、追い回したり払ったりすると、逆に攻撃をしてくることがあります。
スズメバチが「カチカチ」という音を立てながら、回りを飛び回る行動をしたら、威嚇モードで近づくなという警告音になります。
来た方向へとゆっくりと進みましょう。
パニック状態になって騒ぎたてると、巣の中にいた蜂まで外に出てきて襲ってきます。
ある程度巣から離れると襲うのを止めるので、早急に、そして静かにその場所から去りましょう。
黒いものやヒラヒラしたものを集中的に襲う習性があります。
ハチの視力はあまりよくなく、3m先程度までしか見えません。(大きく動くものに対しては+2m)
頭を低くし、動きを小さくして巣からなるべく離れるようにしましょう。
スズメバチと間違えやすい蜂としてアシナガバチがいます。二つの違いをご紹介します。
飛び方、、、直線的に飛ぶ。
巣の状況、、、出入り口はひとつだけ。
初期の巣は徳利を逆さにしたような形をしており、大きく成長するにつれ球体状になる。
蜂の子が居る六角形の巣穴は見えない。
巣はマーブル模様〔マダラ模様〕
巣は1年限りで使い捨てとなり、翌年またこの巣に戻ることはない。
飛び方、、、足をダランと垂らしてゆらゆら飛ぶ
巣の状況、、、蜂の子が居る六角形の巣穴が丸見えとなっており無数の穴が開いている。
シャワーヘッドのような形。
花で例えるとヒマワリのような形。
↑スズメバチの巣【初期、作り始め】
↑スズメバチの巣【夏頃】
↑アシナガバチの巣
蜂の毒は水に溶けやすい性質があります。
目に入ったときも綺麗な水で十分に洗い流してください。
傷口は冷水や氷でしっかり冷やします。
蜂の毒を口で吸い出すのは危険なので、やめてください。
ステロイド軟膏や抗ヒスタミン軟膏を塗布する。
気分が悪くなったり、以前蜂に刺されたことがある人は、患部を氷や水で冷やしながら、すぐに近くの病院へ行くようにしましょう。
蜂に刺されて死亡するケースは、アナフィラキシーショックというアレルギー反応によるものです。
※スズメバチに限らず、アシナガバチやミツバチに刺されても、アナフィラキシーショックを起こす事もあります。
刺された際は病院へ!
蜂に刺されて呼吸困難や意識がもうろうとしている人がいたら、迷わず救急車を呼んでください。
ご人身で、蜂の駆除が難しいと判断した場合は、無理をせずにプロの業者に依頼するか、自治体に相談しましょう。
自治体によっては〔補助金〕がおりる場合もあります。
※蜂の種類等にもよるみたいです。
プロの業者に依頼する際も、地域や業者で金額も一律ではないので、まずは両者に相談してみるのがいいと思います。
蜂の巣はみるみる大きくなり、蜂の数もいっきに増えてしまうので、その前に対処をすることが1番大切です。
まずはしっかりと話を聞いてみたいという方も。【ご相談のみでも全くかまいません】
ご相談、現地調査は完全無料で承っておりますので、まずはお気軽にご連絡をお待ちしております。